口腔外科治療

口腔外科治療について

歴史

口腔外科とは、歯・顎口腔部分の組織の健康状態診察、またはその部分の疾患、障害の予防と治療を目的とする分野になります。

 

そのため、歯科に関する知識とスキルを身につけることが求められ、歯科における各部門については、最初から法的、または行政的に取り決められてスタートしたものではなく、長い間に渡って歯科医師が行ってきた医業の結果として誕生しました。

 

現在の口腔外科も同様で、多くの歯科医師達の努力によって分野が確立されてきたのです。

 

口腔外科学として、認知されてきたのはつい最近のことです。口腔外科的疾患とその治療に関する治療例は昔から存在しました。また、海外においてはギリシア時代からすでに抜歯は盛んに行われていました。

 

日本における口腔外科の歴史については、第13回日本口腔外科学会総会の場で、日本の口腔外科史という特別講演したものに詳しく記載されています。

 

元々、口腔外科学は、日本で誕生したものではなく、一般歯科医学同様、欧米から伝わったものです。渡来した外国人から帰朝した日本人によって伝えられ、翻訳された書物などから学んだものだと思われます。

 

少なくとも明治初期までは、口腔外科学は一般外科学の1つとして扱われていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

【口腔外科治療について】

かつて抗生物質のない時代には、口の中の炎症でさえ命にかかわることでした。かの有名な新撰組の永倉新八もムシ歯による感染がもとで命を落したとされています。現代人において、八番目の歯である親知らずは正常な位置に生えづらく、また清掃しづらい部位 であるため、歯肉の炎症やムシ歯などの症状により抜歯をよぎなくされる場合が多くあります。しかし、すべての親知らずを抜歯しなければならないというわけではありません。では、どのような場合に智歯の抜歯が必要なのでしょうか?麻酔が効いている間は、口唇や頬を噛まないようにご注意下さい。下顎の親知らず抜歯の為の麻酔は、下顎孔伝達麻酔法を行っております。この麻酔法は、下顎孔付近に局所麻酔を浸潤させ、麻酔側の下歯槽神経及び舌神経を麻痺させるため、長時間(2?3時間)の効果 があります。その為、抜歯後は口唇や頬を噛みやすくなっておりますのでお食事の際はお気をつけ下さい。抜歯後、強くうがいをすることは避けてください。出血を気にされ、強くうがいをされてしまいますと、血餅(かさぶたのようなもの)の形成が遅れ止血しにくくな り、むしろ抜歯創の治癒障害を起こしてしまいます。もしも、出血するようでしたら、30分程ガーゼやティッシュで抜歯窩を強く圧迫してください。それでも万が一、 止血しないような場合には、担当医にご連絡をください。なるべくお口を開けるようにしてください。智歯部位周辺には咀嚼をつかさどる咬筋(下顎骨を挙上する筋肉)と、側頭筋(下顎骨を上方に引き上げ、上下顎の 歯を咬合させる筋肉)があります。その部位が抜歯後の腫れで圧迫される結果、お口が開けづらいといった開口障害を起こすことがありますので、止血 後にはお口を大きく開ける様に訓練なさって下さい。処方されたお薬は指示どおりお飲み下さい。親知らず抜歯時の刺激による既存炎症の再燃や抜歯後の二次感染によって、抜歯創の炎症が周囲に波及することを 防ぐため処方されたお薬は指示通りお飲みになって下さい。抜歯後、腫れや内出血を起こすことがあります。親知らず部位周辺はすうそな組織であるため、炎症が深部にまで波及しやすい場所です。そのため、普通抜歯と比べると腫れることがあります。腫れるということで、不安をもたれる患者さんもいらっしゃ るかと思われますが、「腫れる」ということは、抜歯窩を細胞(白血球etc,種々の細胞、組織液)が治そうと集まる ことによって体積が膨張することです。これは、生体の防御反応ですからご心配には及びません。数日後には軽快します。またかなり深く埋伏している智歯の抜歯後は、内出血を起こすことがあります。しかし、内出血によって形成される この紫斑は重力によって下がってくるに従い、一週間程で消失しますので心配には及びません。お体を十分にお休めください。抜歯後は治癒能力を高める為に、激しい運動・長時間の入浴・飲酒等は避けていただき、早めにお休みになって下さい。